会社の種類

まず会社の種類を知ろう!

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会社を設立することになったら、何をどう準備していったらよいのでしょうか? どんな会社を設立するのか、まずは会社の種類を知っておく必要があります。 ここでは、会社の種類と特徴をご紹介します。

【いざ会社設立】

これから会社を設立しようと考えている方のなかには、株式会社にするか合同会社にするか、迷っている方も多いと思います。 株式会社で設立するメリットは、合同会社のデメリットは、などといった疑問を持つのも当然のことで、それぞれの会社の特徴を知ったうえで決めるべきです。 またどのような事業の為に会社を設立するのか、今後の事業展開は考えているのか、出資者や役員構成はどうするのか、なども考慮して決めるべきでしょう。

【有限会社】

現在日本には約250万社の法人があり、そのうち株式会社は約100万社、有限会社は約140万社で、法人全体の9割以上を株式会社と有限会社で占めています。 しかし2006年の会社法施行以降、有限会社の会社設立はできなくなりました。(既存の有限会社はそのまま存続できます) 一方、会社法施行によって株式会社の設立要件が緩和され、非常に設立しやすくなったので今後は株式会社の設立を選ばれる方が多くなると予想されます。

【合同会社】

有限会社にかわり、新しい組織スタイルの合同会社も非常に注目されております。 この合同会社は、設立時の法定費用が株式会社より安く法人格を得られ、内部の機関や損益配分を柔軟に決められる、役員の任期期間がないなどのメリットがあります。 安く会社を設立したい、設立後の維持費が少ないほうがいい、という方にはお勧めの組織スタイルの会社です。 1人で設立でき設立法定費用が株式会社より安く済んだ従来の有限会社にかわり、会社法施行後は、合同会社が初めて起業される方に人気のでる会社の組織スタイルになっていくであろうと思われます。